管楽器を演奏するには筋肉が必要です。
腹式呼吸の連続ですから痩せてもおかしくないのですが、痩せません。

最近になって、楽器を吹いてバテてしまう部分の筋肉は、楽器を吹いて鍛えるよりも個別に筋トレした方が有効なような気がしてきました。
もちろんもともと筋肉がある人は普通に練習しまくった方がいいに決まっているのですが、私の場合口の周りの筋肉と腹筋・背筋が徹底的にダメなので(全部ダメなんじゃないか…がくっ)、練習をしていない通常の時間(運転中とか余暇の時間)にちょっと鍛えてみると「演奏し続けられる時間」が全然違いました。
実際に演奏する時に使う筋肉とよくあるトレーニングで鍛えられる筋肉というのは多分微妙に違うので、当然楽器の練習を怠ってはなりませんが、社会人である以上どうしても練習に行けない時や音を出せない時というのは必ずあります。
そんなときには筋トレ。楽器吹くばっかりの生活だといいんでしょうけどねえ…。
もともと楽器を吹くための筋肉が足りない状態では楽器を長時間吹くことは出来ず、結果鍛えられる筋肉も鍛えられず、さらに吹ける時間が減って下手っぴに拍車がかかり、落ち込んで練習に行かなくなり、また下手っぴに拍車が…という悪循環になってしまうので、そういう人は個別にダメ部分の筋トレをしてやると次の練習の時にけっこう変化を感じられると思いますよ。
ロングトーンばっかりやるのが一番だとは思ってます。が、中学生の頃のような時間やバイタリティーは今の自分には存在しないので、空き時間の筋トレを少しずつでもしようと思います。